【北摂で家探し】3年かかった中古マンション探し

家を探し始めたのはかれこれコロナが始まる少し前の12月。

そこからコロナが発生し、約3年。こんなに見つからないとは思っていなかったです。

mame

まさかこんなに家が見つからないとは、3年前のわたしは想像もできなかったです・・・

本日はそんな私たちの家探しの記録を綴っていきたいと思います。

この記事は下記3点のことが書かれています。

  • 新たに購入する家を探すときの条件
  • 家探しの流れ
  • 新築?中古?問題
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家を探すときの条件

私たち家族は大阪の”北摂”を重点的に中古物件を探していました。

北摂といえば吹田・豊中・箕面。北海道から引っ越してきた私たち家族が最初に拠点をおいたのがここ北摂だったので、子供の習い事や住み慣れた環境からガラッと大阪市内に転居することのイメージが湧きませんでした。北摂と単にいえども、通勤・通学でやっぱり外せない沿線問題。

阪急沿線にそれまで住んでいましたが、御堂筋に繋がる北大阪急行沿線がより住みやすいのでは?とも考えるようになりました。マンションを買うなら駅から”徒歩7分以内”、戸建てであれば”徒歩15分以内”が、将来的にも価値が落ちにくく良いと専門家の話を聞き、それは絶対条件としました。

そして築年数問題。探し始めた当初、築年数は築25年以内であれば当時は様々な節税優遇措置が受けられるということもあり、その条件で探していました。3年経った今は住宅ローン控除の条件も様々変わってきています。こちらについてはまた改めてまとめた記事を書こうと思っております。

さらに広さ問題。現在住んでいる家が60㎡ちょいで、手狭に感じていました。3人家族とはいえ、一人はすくすく大きくなる子供。当たり前ですがサイズ感が幼稚園児のままではないので、狭くなってきます。そんなこんなで、広さは70㎡以上は欲しい(欲を言えば80㎡←)と考えるようになりました。この手狭になってきた問題も、家を買おうとなった動機付けの一つです。

つまり、私たちの絶対条件は・・・

  • 北大阪急行沿線でマンションなら駅徒歩7分/戸建てなら駅徒歩15分
  • 築年数は25年以内
  • 広さは70㎡以上
mame

この条件に嫌な顔一つせず探して一緒に物件内覧もしてくださり、リノベーションするならこんなことができるとその場で話してくれたのがkasaさんでした。

この条件をこの北摂で、しかも限られた予算で探すというのは至難の技でした。笑

しかし、時代はコロナ禍へ突入・・・これからどんな情勢になっていくか分からなかったため、物件を売り控えされる売主さんが多くなり、需要過多に。想像以上に中古物件の価格が上がっていきました。(正直、コロナ前は3000万円台でも選択肢が多く、築年数も新しい物件が多かったです泣)

家探しの流れ

家を探すときの手段

家を探すとき、皆さんはまず何から始められますでしょうか。

わたしはありきたりですが、物件ポータルサイトのSUUMOやHOMESをまず覗きました。

この回数何と、朝・昼・晩の1日3回!SUUMOを隅から隅まで見ていました。(もはや執念・・・)

でも半信半疑で。笑 釣り物件なんじゃ?とか、疑心暗鬼になることもあり、またここに載っていない不動産屋さんでしか分からない隠れ物件があるんじゃないかとか、とかとか。いざ買うとなれば、やっぱり色々と調べますよね。

リノベーション会社との出会い

地元の不動産屋さんにも行ったり、賃貸で出ているところを売れないか?と問い合わせてみたり。でも結局、一番良かったのはリノベーション会社が一緒になって物件も探してくれるところ。不動産屋さんは確かに物件売買のプロではありますが、リノベーションのことはわかりません。

ですが、リノベーション会社と一緒だったら、内覧時にここではこのプランはできないよ、とはっきり教えてくれます。壁を抜けるかどうかはもちろんのこと、床下や天井裏まで見てくれて、この配線・配管だったらこうだからリノベーションするとこうなります、なども詳しく教えてくれたので、とてもありがたかったです。

リノベーション会社も大阪でたくさん検索すると山ほどありますが、わたしが心揺れたのは大阪市北区にある”kasa株式会社”さん。(ステマではありません。)

その理由の一つは、kasaさんのHPがどこよりもおもしろくて、力が入っていること。

”HP=その会社の顔”だと思うので、ここにお金をかけて全力でやっている会社はおもしろそう〜との第一印象でした。もちろん他社さんもたくさん見たり、カタログを取り寄せてみたり、話を聞いたりしましたが、なんかしっくりこない・・・他社さんのリノベーションはいわゆる量産型のデザインと感じてしまったのも、理由の一つです。

昔からみんな一緒!の考え方に居心地が悪かった。それに比べてこのkasaさんは、事例がカラフル。施主さんの気持ちに寄り添って、その各施主さんに合わせた形がこの事例なんだな〜と感じました。少人数で回されているので、アットホームなのもいいところ。コーディネーターさんから建築士さん、工事担当者さんまでも気軽にお話しできるというのはここの醍醐味かなと思いました。

そんなこんなでkasaさんに物件探しの段階で相談、私たちの条件をお伝えし、一緒に探していただくことになりました。

やっぱりプロ、同じSUUMOを見ていても、こんな物件があったのか!と着眼点が新鮮でした。しかし、そんな矢先にコロナ禍へ突入・・・。ここから3年に及ぶ物件探しへと突入するのでありました。

実際に内覧をしてみて・・・

初めて見に行った物件は3件。いずれもほぼ条件に当てはまるマンションではありました。が、写真で見るのと実際に内覧するのとでは、全然違うんです〜・・・情報こそはSUUMOに書かれている通りだったとしても、実際に足を踏み入れると「あれ?なんかしっくりこないな〜」というのがあるんです。

感覚的なものというのか、ここで妥協しなくてもまだ次すぐ見つかるだろうと安易に考えていたこともあり、入って違うなと思ったマンションは検討のテーブルから外していきました。

また、わたしはいい!と思っても、夫や娘がノーということも。家族が心地よく住む家だからこそ、やっぱり満場一致しないと気持ちよく進めないなとも思いました。

新築?中古?問題

わたしの地元の友人は、みんな地元で新築戸建てを建てています。地方ということもあり、マンションを買うという選択肢もあまりなく、広々とした土地を使ってゆったりとした戸建てを新築で建てる。それが普通だと思っていました。

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ですが、ここは大阪。やっぱり土地だけでも値段が全然違いました。

究極の憧れはのんびりとした土地で、BBQもできるスペースがあり海と緑に囲まれた・・・・なんと、妄想は止まりませんが現実はそうはいきません。生活の基盤ができている今ここで、新たにどう住んでいくかが重要なのです。

そうやって”家”について考える中では新築ももちろん検討しました。立地がよく、外観はもちろんのこと設備が充実している新築マンション。モデルルームはこれまで中古物件を回ってきた身としてとても新鮮に感じました。笑

この新築vs中古問題はまた改めて記事にしようかと思いますが、一見綺麗に見える新築も、1年経てば”新築”というプレミアワードは消え去ります。それどころか、新築当初6000万円以上したものも、数年後には確実に落ちる。マンションを探す上でその市場価値が崩れないことに重点を置いていた我々にとって、選択肢から外れたことはいうまでもありません。

確かに、綺麗なんだよ〜いい香りがするんだよ〜〜けど、その間取りは量産的で設備も普通。で、あれば、リノベーション前提に物件を探して自分たちが好きなように作り替えていく方が合っているのでは、との結論に至りました。

まとめ

今回は家探しからどうして中古物件+リノベーションを選択するに至ったか、またリノベーション会社を選んだ理由についてまとめました。家探しには、どこのエリアで探すかも重要なポイントになり、家が見つかるまでのスピードもそれによっては大きく差が出るかと思います。闇雲に自分で探すのも一つですが、ここはプロを頼って一緒に見てもらうのも有効な手段かなと思います。その後の進みにも大きく影響します。できれば物件探しは無料でしてくださるリノベ会社に当たるとなおよいと思います。また改めて今回購入に至った物件の様子も綴っていきたいと思います。皆様も素敵な物件が見つかりますように。

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