
こんにちは!丁寧な暮らしに憧れる雑な女、mameです。
食洗機があれば便利そうと考えていても、「本当に必要なのか……?」と考えてしまう人は少なくありません。
今回リノベーションでキッチンを新しく買うにあたり、食洗機をどうするかとても迷っていました。



そこでこの記事では、食洗機のメリット・デメリットを整理したうえで、各キッチンメーカーのショールームを何度も見て周り、メーカーの方のアドバイスや実際に使っているママ友の感想も踏まえたわたしの感想をご紹介します。
また、「賃貸でも後付けできる?」「予洗いは必要?」などの疑問にもお答えします。
そもそも食洗機ってどんな?食洗機の基礎知識



「食洗機は必要なのか」を考える上で、まずは食洗機の種類とそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
食洗機は2種類!それぞれのメリット・デメリット
メリット
・賃貸OK
・価格が安い
・設置が簡単
デメリット
・場所をとる
・見た目がすっきりしない
ビルトイン型食洗機
メリット
・卓上型に比べると食器の量がたくさん入る
・キッチンの中に埋め込むため、見た目がスッキリしている
デメリット
・賃貸ではNG(後付けは基本NGなオーナーさんが多い)
・価格が高い
・設置工事が必要
賃貸は卓上型食洗機、持ち家ならビルトイン食洗機も設置可能
食洗機の選び方
- 賃貸住まいの人:卓上型がおすすめ
- 持ち家の人:卓上型またはビルトインのどちらも設置可能



「賃貸でも、ビルトイン食洗機を使いたい!」という考えられている方もいらっしゃるかと思います。
しかしながら、設置にあたっては大家さんや管理会社の許可が必要かつ、設置コストも安くないため、ほとんどの場合許可は下りません。完全に賃貸を借りられている方がコストを支払うという条件の元であればOKが出る場合もあるかもしれません。どうしても欲しいという方は一度大家さんへご相談されるといいかと思います。
これらの手続き等が煩雑なため、賃貸住まいの人は卓上型を設置するのが無難です。
逆に、持ち家であればもちろん卓上型またはビルトインのどちらも設置可能です。
近年は海外製の食洗機も予洗いが不要、そして大容量という点で大変人気になっています。
「コスト」「スペース」「見た目」の3点から、どちらの食洗機がマッチするのかご判断ください。
食洗機の選び方
1度に洗える食洗機の容量をチェック
食洗機を選ぶ際には、1度に洗える容量をチェックすることはとても大切になります。3人分と5人分のモデルがメインでラインナップされており、3人分で20点前後、5人分なら40~50点程度の食器を1度に洗えます。ただここで注意なのが、3人家族だから3人分で絶対大丈夫かというと、そうとも限りません。
せっかく食洗機を使うのであれば、フライパンや鍋などの調理器具も全て1度で洗い終わらせたいところ。大は小を兼ねます。なるべく食器や調理器具が出し入れしやすく、ストレスなく使えるものが良いかと思います。
予洗いいる?いらない?汚れをきちんと落としたい方は“洗浄力”をチェック
食洗機を選ぶ際には、洗浄力も確認しておきましょう。せっかく食洗機を買ったのに油汚れが落ちず、洗い直さなければいけなくなることがあるため注意が必要です。正直どこも同じじゃない?よく耳にするメーカーだから大丈夫じゃない?と思わず、しっかり下調べをしましょう。20年前から性能は変わらず、見た目だけが進化している・・・なんてことも。標準やスピーディ、念入りなど、汚れのレベルなどに応じて洗浄レベルを変えられるモノもあるので、チェックしておきましょう。
ちなみにざっくりとはなりますが、国内メーカー(パナソニック、三菱、リンナイ等)は予洗い必須、海外メーカー(ミーレ、AGE等)は予洗い禁止、の違いもあります。
そもそもの作りも国産と海外製では違います。例えば国内メーカー中がプラスチック製、海外メーカーはステンレス製となっており、耐久率も大きく違ってきます。国内メーカーはなぜステンレスを使わないのでしょう。。洗浄力もやはり海外メーカーのものの方が断然よく、汚れをきちんと認識するために予洗いは不要となります。逆に予洗いをすると故障するんだとか。
そもそも食洗機っている?食洗機のメリット
- 家事の時間短縮になる
- 高温洗浄できるため清潔
- 節水になる
- 手洗いが面倒な食器を洗える
各キッチンメーカーの担当の方や実際に食洗機を使っているママ友の話から、食洗機を使うことのメリットは下記4つあると感じました。
メリット1. 家事の時間短縮になる
食器を洗うというのは、毎日のこと。家族が多くなればなるほど、やっぱり
洗い物は増えてしまいますよね。
このご時世、掃除をルンバなどの自動掃除機などに頼ったり、日々のお洗濯は全部自動洗濯機に。
家事が楽になるに越したことはありません。そんな中での食洗機はとても魅力的ですよね。
メリット2.高温洗浄できるため清潔で衛生的
皆さんは食器を洗うとき、水派ですか?お湯派ですか?
私はやっぱり油汚れ等をきっちり落としたいので、夏でもお湯で洗っています。
ですが、その温度にはやっぱり限界もありますよね。



その一方で、食洗機なら60〜80℃前後のお湯で洗浄できるため、良惚れを落としやすく衛生的で清潔を保てる。安心感がありますよね。
メリット3.節水効果が高い
「食洗機は贅沢家電」と考える方がいますが、実は手洗いするよりも食洗機を使うほうが節水です。
パナソニックによると食洗機は手洗いに比べ1/6の水で洗えるというデータもあり、2Lのペットボトルに換算すると、約32本分もの差になります。
もちろん、食洗機のスペックにもよりますが、手洗いよりも食洗機のほうが節水なのは間違いないといえるでしょう。
食洗機は贅沢品だと考えられる方もいらっしゃるかと思いますが、実は手洗いよりも食洗機を使う方が節水効果が高いということをご存知でしょうか。



私の母にも、食器は手洗いが一番よ!と言われていましたが、節水効果が高いのなら話は変わってきますよね。
パナソニックによると食洗機は手洗いに比べ1/6の水で洗えるというデータもあり、2Lのペットボトルに換算すると、約32本分もの差になります。
もちろん、食洗機のスペックにもよりますが、手洗いよりも食洗機のほうが節水なのは間違いないといえるでしょう。
メリット4.手洗いが面倒な食器を洗える
油汚れが酷くなってしまったお皿、焦げ付いた鍋など「手洗いでは面倒な食器」は食洗機が一番!
ポークソテーなんかした日にゃお皿もキッチンも油でべっとりなんてことはないでしょうか涙



そんな油汚れがたくさんの料理でも、手洗いよりも汚れを落としやすく便利なのです。
また、実際に使用しているママ友に聞くと、食器や鍋・フライパンだけではなくレンジフードのシロッコファン(換気扇)も食洗機で洗ったりするのだとか。
手洗いだとどうしても面倒で後回しになっていたレンジフードも綺麗な状態を維持できるのは、食洗機ならではですよね。
メーカーのプロ直伝!食洗機のデメリット
ここからは、デメリットについて見ていきましょう。
- 汚れが落ちていないことがある
- 洗いものが入りきらない時がある
- 音と排気が出る
ここからは、デメリットについて見ていきましょう。
デメリット1. 汚れが落ちていないことがある
引用:リンナイZWPP45R14ADKの取扱説明書



「食洗機を使えば、汚れは完璧に取れる」と思いがちなところですが、使い方によっては汚れが残ることもあります。
特に、食器の並べ方、入れる量を間違えると汚れが残りやすくきちんと洗えていない場合もあります。
そんな時は一度、食洗機の取扱説明書を確認してみてください。
取扱説明書にはおそらく、その食洗機に合った「食器の入れかた」が書いてあるはずです。
自己判断で入れるのではなく、まずは説明書に沿って使うようにすれば改善されることもあるようです。
デメリット2. 洗いものが入りきらない時がある
取扱説明書に「5人用」と書いてあっても、食器の形状、数によっては思うように入らないこともあります。
そんな時は、食洗機を繰り返し運転させるか、入りきらないぶんを手洗いするしかありません。



「家族が多い」「大きめのお皿が多い」「1回で全て洗い終えたい」という方は、食洗機を購入する際、浅型の食洗機ではなく「深型」タイプを選ぶのがベストです。
デメリット3. 音と排気が出る
ネットで調べると「思った以上に食洗機の音がうるさい」という口コミもありますが、これはメーカーにもよりそうです。
また、音の感じ方に関しては個人差ありますが、気になるときは「留守中に運転を終わらせる」「キッチンから離れる時間に食洗機をスタートする」とストレスも少なく済みそうです。
小さいお子様がいるご家庭では、乾燥時に排気が出るため注意も必要です。メーカーにもよりますが、気になる場合は「ソフト排気」機能がある食洗機を見てみるのも良いでしょう。
食洗機によくある質問


Q. 食器を入れる前は予洗いが必要ですか?



基本的には必要ですが、例外もあります。
カレー、揚げ物、汚れが付着しているお皿などは、台所用洗剤を使わずスポンジやキッチンペーパーで汚れを取ってから食洗機にセットしてください。
ですが、海外メーカーはこれに限らずです。各メーカーの特性をご覧ください。
Q.食洗機の運転時間はどのくらいですか?



食洗機の運転時間はメーカーにもよりますが、乾燥まで入れると70分〜140分を超えるものもあります。
ある程度は設定で変えることはできますが、それでも30分程度は必要になります。
食洗機はいらない?今回調べて感じた必要性まとめ
実はリノベーションのプラン当時、「食洗機はいらない」と思っていました。だって、賃貸の今なくてもなんとかなってるし・・・。ですが、メーカーの方や周りの友人にも『あるかないかで人生変わるというくらいかなり便利』と言われ、今回採用することにしました。
もちろん食洗機を入れることでキッチン自体の値段は上がってしまいますが、ここからの10年洗い物をほとんどしなくていいという対価には変え難い気もします。その上、節水効果も高いとなると、採用するに傾きました。
なんせズボラなので。笑 金網かごにお気に入りの食器を乾燥目的で見せる?なんても考えましたが、ズボラな私にはきっと続かないでしょう。
また実際に使ってみての感想などもお伝えできたらと思いますので、ぜひ楽しみに待っていてくださいね。


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[…] 家とわたし 食洗機はいらない?ショールームを回って感じた必要性とメリット・デメリット – 家とわたし そもそも食洗機ってどんな?食洗機の基礎知識 食洗機は2種類!それ […]